グーテンターク!
ホワイトログ運営者ののえいまです。
第4章です。
Excelを学ぶ理由については第0章で書いております。ご興味のある方はどうぞ。

今回はCOUNTとIFが合わさった関数であるCOUNTIFについて書いていきます。
特定の条件にマッチしたものがいくつあるか調べたいときによく使います。つまり、COUNTIFはアンケート結果を集計するときに役立ちます。
例えば、1年目のころは忘年会の幹事をやらされると思いますが、「1次会に来る人、2次会に来る人、どちらも来ない人、どちらも来る人」が何人なのか数えるときにCOUNTIFを使っています。
こんなときにExcelがうまく使いこなせていたら…
COUNTをおさらいしたい方はこちらの記事中にあるのでどうぞ。

記事内容
使い方:COUNTIFとCOUNTIFS
COUNTIFにはCOUNTIFとCOUNTIFSがあります。
何が違うのか使い方を書いていきます。
COUNTIFの使い方
イメージはCOUNTとIFが合体した感じです。
つまり、ある条件に該当する項目がいくつあるかを計算してくれます。
COUNTIFの使い方
- =COUNTIF(範囲,検索条件)
★範囲:数をかぞえたいセルの範囲
★検索条件:数えたいもの
- 例えばこんな使い方ができます。
ぺん、消しゴム、ものさしがいくつあるのかを数えることができます。
COUNTIFSの使い方
イメージはCOUNTとIFSが合体した感じです。
つまり、複数の条件に該当する項目がいくつあるかを計算してくれます。
COUNTIFの使い方
- =COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2…)
★検索条件範囲1:数をかぞえたい第1条件のセルの範囲
★検索条件1:1つ目の条件
★検索条件範囲2:数をかぞえたい第2条件のセルの範囲
★検索条件2:2つ目の条件 - 例えばこんな使い方ができます。
ぺんと消しゴムにはそれぞれの拠点があります。それぞれいくつあるのかを数えることができます。
使い方まとめ
- COUNTIF:1つの条件を付けて合計
- COUNTIFS:複数の条件を付けて合計
失敗体験:COUNTIFの使いどころ
効率の悪い集計をして時間ロス
COUNTIFの使い方をもう知っているあなたにとって、これがとても時間のかかる方法だということに気づきましたか?
COUNTIFを使えば、もし追加で1000個の集計データがあってもその集計データを挿入するだけでOKになりますので、効率よく集計することができます。
COUNTIFはこんなときに使う!
何度も書きますが、COUNTIFは条件を付けて、条件の合うものが何個あるのか知りたいときに使います。
例えば
COUNTIFは
・アンケート結果の賛成や反対がいくつあるかをカウントしたいとき
COUNTIFSは
・アンケート結果で賛成、どちらかといえば賛成がいくつあるか、反対、どちらかといえば反対がいくつあるかをカウントしたいとき
練習問題
ではどのように設定するのか、まずは練習です!
練習問題:上司からの指示

さてあなたならどうやって作りますか?
今回は少し難しいです…一つアレンジをしてみてください。
回答

おそらく、100円以上ってどうやって設定するんだ?と困惑したかと思います。
数字条件の付け方
別記事で詳しく解説していきますが、ここではこんな風に作るんだと理解していただければOKです。
- 「〇〇以上」 ★ ”=>”&〇〇
- 「〇〇未満」 ★ ”<“&〇〇
最後に
いかがだったでしょうか。
COUNTIFさえわかれば、簡単にデータの集計ができるようになります。
かなりの時間短縮になりますので、仕事で有効活用してみてくださいね!