商社内定の極意

商社内定のために知るべき総合商社と専門商社の違い&商社とメーカーの違い

現役商社マンのえいま(@eima303)です。

商社志望の就活生が

「総合商社と専門商社の違い」
「商社とメーカーの違い」

これらの違いを知らないのは致命傷です。

必ず面接やESで聞かれる内容です。

これらを抑えておかないといけません。

商社志望の注意点!
  1. 総合商社と専門商社の違いをしっかりと理解しよう。
  2. 商社とメーカーの違いをしっかりと理解しよう。
えいま
えいま
この2点がすぐに言えなかったあなたは読み続けて欲しいです!

この記事で違いを簡単に説明していきます。

ぜひご覧ください。

商社の主な2つの業務内容「トレーディング業務」「投資業務」

まず、商社についてWikipediaを見てみましょう。

輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心にした、商業を営む業態の会社である。幅広い商品・サービスを取り扱う商社と特定の分野に特化した専門商社に区分される。(Wikipediaより引用)

つまり、物資の販売会社ということです。

なので「卸売」業界に分類されます。

それが国内のみならず、輸出入貿易により、

全世界を対象にして物資を仕入れ・販売を行っています。

それが「商社」です。

そんな商社の業務には大きく2つに分類できます。

1.トレード業務
海外からモノを仕入れて国内で売ったり、
国内のモノを海外で売ったりすること。
右から左へモノを動かすこと。

2.投資業務
国内/海外で展開されている事業に投資すること。

えいま
えいま
トレード業務はみんなが想像している商社のイメージですね!投資業務は最近になって総合商社がとても活発に動いています。

商社志望必見!
転売じゃないよ!商社のお仕事である「トレード業務」とは?なぜ商社が必要?

 

そして、商社は大きく分けて2種類に分類されます。

それは「総合商社」「専門商社」です。

総合商社と専門商社の業務の違いは?

簡単に言うと
「取り扱う商品の多さ」
2つの業務の割合」

が大きく違ってきます。

総合商社の業務

最近ではトレード業務は子会社にやらせて、

投資業務に力を入れていることが多いです。

総合商社の業務について
  1. 総合商社は様々な商品を取り扱っています。
  2. 総合商社は最近では投資業務への割合が高くなっています。
    分かりやすい例をあげるとエネルギー事業への投資です。「石油」や「水」や「燃料電池」への投資ビジネスです。
  3. 商社のイメージが高いトレード業務の割合は減少しており、トレード業務を子会社にやらせていることが多いです。
えいま
えいま
様々な商品を取り扱っていますが、営業マンが担当できるのは1商材のみです。

総合商社は「何でも取り扱える」

というのは就活生のよくある誤解です。

総合商社に入ろうが専門商社に入ろうが、

あなたが出来る商材は基本1つのみ。

たまに違う事業部に異動することもありますが、

本当に稀です。

最初の配属ですべてが決まります。

石油になれば一生石油で、食品になれば一生食品で…という感じにです。

高年収の総合商社に入社するリスクってあるの?「配属リスク」とは?

専門商社の業務

専門商社はトレード業務が主です。

総合商社の子会社は親会社の言いなりですが、

後ろ盾がでかいのがメリットです。

独立商社は親会社の後ろ盾がない分、

商材の市場によっては危ない企業も多いです。

専門商社の業務について
  1. 専門商社は取り扱う商品が限られています。
  2. 専門商社は右から左へモノを動かすトレード業務が主な業務です。
  3. 事業投資はあまりやっていません。
  4. しかし、最近は物流や商品開発で利益を得ている商社も出てきています。
  5. 通常の収益は売買で得られるマージン(利益)です。
えいま
えいま
様々な商材を取り扱っている専門商社はありません。

基本的にその会社に入れば担当する商材は決まります。

「石油の専門商社なら石油を」
「食品の専門商社なら食品を」

…という感じにです。

総合商社と違うところは、

入る前から何の商材をするかが分かっていることです。

やりたい商材があるのなら、

そこにフォーカスして受けることをおススメします。

高年収の総合商社に入社するリスクってあるの?「配属リスク」とは?

総合商社と専門商社の特徴

それぞれの特徴を捉えて、

違いを言えるようにしましょう。

同じ商社ですが、

総合商社と専門商社ではまったく正反対の特徴を持っています。

総合商社の特徴

総合商社の特徴
  1. 大規模なビジネスができる
    額が普通に1億や2億を超えていきます。それだけの事業投資をしていきます。さらに発展途上国への投資が最近活発なので、やりがいはとても感じられます。
  2. 幅広いビジネスができる
    売れなくなった事業は廃止して、また新しい事業に取り組めます。メーカーではそうは言ってられませんね。

専門商社の特徴

専門商社の特徴
  1. 専門分野に特化しているため業界に精通しやすい
    人脈作りには最適です。また専門分野に特化しているのでエキスパートな営業マンになりやすいです。
  2. 顧客との距離が近い
    総合商社と違って、売れないからといってポイ捨てはできません。売れるようにお客さんと切磋琢磨しながら事業を開拓していくので、顧客との距離が近いです。

総合商社と専門商社の弱点

総合商社の方が強いか…と言われるとそうではありません。

総合商社は大きすぎるが故の弱点があります。

総合商社の弱点

総合商社の弱点
  1. 小規模なビジネスができない
    こまごましたものが取り扱えません。また動く金額が小さいビジネスも取り扱えないので、ある意味、限定されちゃいます。
  2. 投資ビジネスで失敗すると損失も大きい
    石油やエネルギー投資で大損したように、失敗すると損失の額も大きいです。失敗は許されません。

専門商社の弱点

専門商社の弱点
  1. 専門分野の影響を受けやすい
    専門分野の市場がしぼめば、専門商社の売上もしぼみます。市場の影響が大きいです。
  2. 幅広いビジネスができない
    専門商社なので、あれもこれもやろうとはなりません。アパレル専門商社で食品も販売したい!と思ってもそれはできません。

総合商社と専門商社の有名企業は?

有名な総合商社と言えば?

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事の5つが「五大商社」と呼ばれています。

これに双日と豊田通商が加わり「七大商社」と呼ばれています。

この七大商社がどんな業務をしているのか、

それぞれのHPで見て覚えておくと良いでしょう。

総合商社志望の人はまず七大商社に受かることを目指していきましょう!

それぞれの企業の特徴を正しく理解することが大事です!

有名な専門商社と言えば?

三菱食品、阪和興業、日鉄住金物産、スズケン、伊藤忠エネクス、岡谷鋼機などがいますが、たくさんあるので一概にこれ!とは言えませんね…

やりたい業界をまずは決めてから、

どんな専門商社があるか調べるのがいいです!

えいま
えいま
ちなみに私はやりたいことはなかったので、平均年収が高い順と大手企業の子会社から手当たり次第受けていきました。

総合商社と専門商社の年収の違い

言うまでもありませんが、

総合商社の方が給料は良いです。

総合商社の平均年収

総合商社の平均年収
  1. 平均年収はおおよそ1,200万円
  2. 一般職でも600万前後。

専門商社の平均年収

専門商社の平均年収
  1. 平均年収はおおよそ600万~800万円
  2. JFE商事、岡谷鋼機や阪和興業は四季報では1000万円。

ただ、専門商社だからといって少ないということではありません。

一般的な平均年収=420万円から考えると1.5倍ぐらいはあります。

また、業界によっては1000万円超えている専門商社も存在しています。

えいま
えいま
ちなみに私が出向している専門商社の平均年収は一般職入れても900万円を超えています。総合商社ほど激務ではないですし、転勤も多くありません。

商社とメーカーとの違いは?

商社とメーカーとの大きな違いは

「自分の商品を持っているか持っていないか」

です。

商社の業務は前述したとおり、

モノを右から左へ流すトレード業務です。

しかし、メーカーはモノを作る製造業務です。

えいま
えいま
一見まったく違う業種のように思えますが、実は商社とメーカーは密接な関係があります。

メーカーはモノ作りや売り込みに注力して、

物流業務や不具合対応は外部=商社でやらせていることが多いです。

さらに、

営業組織があっても海外とのコネクションが無い場合に、

海外とのコネクションの強い商社を経由して、

海外との取引をしているメーカーもいます。

イメージ図としてはこんな感じです。

メーカーと商社が取引契約し、

海外/国内に売り込みや物流リソースを発揮し、

メーカーの売上を最大限に上げていきます。

※基本的に海外の売り込みは海外の現地法人や海外商社が扱うため国内からできないことがあります。

えいま
えいま
なぜメーカーなのか、なぜ商社なのか…この違いを正しく認識して志望動機に織り込むと面接で受かりやすくなりますよ!

こちらの記事で詳しい理由などを解説しています。

ぜひご覧ください。

最後に

志望理由が

「給料が高いから」

という理由も立派な理由ではありますが、

それだけで内定を勝ち取るのはさすがに難しいです。

しっかりと違いを理解して、

自分の言葉として言えるように頑張ってください。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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